LIFE LOG(サマタイブログ)

サマタイブログ

1990年生まれ独身男性による雑記ブログ。

【バンドマンが勧める】信頼できるリペアショップを見つける重要性について

サマタイです。

 

みなさんは普段楽器の調整はどうされていますか?

ギターはしっかり調整することで抜群に弾きやすくなります。

 

今回はバンドマンの僕が信頼できるリペアショップを見つける大切さについて書いていきたいと思います。

メンテナンスの重要性

f:id:summertime8690:20200901134352j:plain

ギターのメンテナンスにおいて一番重要な要素は「ネックのセッティング」だとリペアマンは口を揃えて言います。

 

ナットやフレット、ブリッジ周りのセッティングでも多少弾きやすさを改善することはできますが、これらのセッティングもまずはネックの状態を正しい状態にしてから行うべきことです。

 

日本は季節により湿度と気温が大きく変動しますので、ネックの状態は特に影響を受けやすいです。

 

みなさんもジメジメした天気が続いた季節は気がついたらネックが反っていたという経験があるのではないでしょうか。

 

これは体験談ですが、ネックの状態が良くない状態のギターは弾きにくく音の響きも鈍いため練習のモチベーションが上がらないのに対してネックの状態が良いギターは弾きやすくて音の響きもよいため長時間の練習でも疲れを感じにくいです。

 

ネックの状態をいい状態で保つことは難しいですが、ギターにとって非常に大切なことです。

調整の難しさ

f:id:summertime8690:20200901134821j:plain

たまに「調整は自分でなんとかする」「ギターを買った楽器店にそのまま修理をお願いしている」と自分の楽器のメンテナンスに無頓着な人を見かけますが、できればやめたほうが良いです。

 

言うまでもなく素人と楽器修理専門店のベテランのリペアマンの方々とでは扱ってきた楽器の数が違いますし、使う工具の数も技術も何もかもが比べ物になりません。

 

買った楽器店にそのまま修理をお願いすることは一見問題がないように感じますが、楽器店はリペアマンが常駐していることが少なく、直接リペアマンと会話できる機会がない為修理箇所の対応のみで貴重なプロの助言がもらえません。

 

かくいう僕が調整は自分で何とかするタイプだったのですが、6年ほど前から足繁く通っている還暦近くのベテランのリペアマンが個人でやっているお店に当時使っていたギターを初めて修理に出したときは「なんでギターをこんな状態にしているんだ」と小一時間説教をされた苦い思い出があります。

 

初対面で小一時間説教をされたことは人生で初めての経験でしたが、自己流のセッティングがいかに間違っていたのかを教えてくれたおかげで正しい状態のギターがどういうものかを知ることができました。今ではとても感謝しています。

 

正しい状態のギターを使うことでギターをストレス無く弾くことができるだけでなく試奏などでギターを弾くときに調整が狂っていることに気づくことができるため、その楽器店が信頼できるか判断することもできます。

 

自力でやったセッティングや調整の仕方はベテランのリペアマンたちにとっては的はずれな調整ということが多々ありますので、プロに任せることが賢明な判断だと思います。

 

特にネックの調整に関しては楽器全体のバランスを決める非常に繊細な調整が必要ですので、難易度が高く素人が手を出すべきものではありません。

信頼できるリペアショップとは

f:id:summertime8690:20200901134256j:plain

自分の愛器を安心して任せられるリペアショップを見つけることでその後のギターライフは大きく好転すると断言できます。

 

信頼できるリペアショップを見つけるまでは少し時間がかかりますが、正しい状態のギターがどういうものか実際に楽器を触らせてくれるリペアマンや筋の通った理論で丁寧に説明してくれるリペアマンがいるショップを見つけたら思い切って一度ギターを預けてみましょう。

 

調整後のギターが弾きやすくなっており、さらに「もう少し弦高を下げてほしい」といった要望をその場で聞いてくれたり「ギターを置いている部屋の環境を見直したほうがいい」などのアドバイスをしてくれるようなリペアマンだったら迷わず常連になることをお勧めします。

 

実際に自分のギターを正しい状態にしてもらってから弾きこむことで自分の中で「正しい状態のギターの基準」ができるため、いい状態のギターを見分けられたり自分のギターの状態の変化に気づくことができるなど、ギタリストにとっていいことだらけです。

 

僕は現在のリペアショップに6年ほど通っていますが、リペアマンと仲良くなることで「ギターの状態の判断の仕方」から「ギターに適した環境づくり」に至るまでプロの助言をたくさんもらえるため、困ったときの駆け込み寺として今ではかけがえのない存在となっています。

 

ギタリストにとって愛器のメンテナンスは必ず必要となることですので、信頼できるリペアショップを見つけることは練習と同じくらい大切な要素ではないでしょうか。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

日頃楽器を弾いている方にとって愛器は「相棒」のような大事な存在かと思いますが、定期的にメンテナンスをすることで初めて長く付き合っていけます。

 

手巻き時計のオーバーホールや車の車検のように、楽器は使用することで少しづつ状態が変化するため定期的な調整が欠かせません。

 

調整はとても繊細な作業ですので、信頼できるリペアショップを見つけることは実はギタリストにとって非常に重要なことです。

 

これまで自己流で調整していた方や買った楽器屋にそのまま修理をお願いしていたという方は、この機会に信頼のできるプロのリペアマンを探してみてはいかがでしょうか。

きっとその後のギターライフは充実したものとなります。

 

この記事がみなさんの一助となれば幸いです。

あわせて読みたい↓↓

samatai.hatenablog.com