【1000時間着用後ファーストウォッシュ】A.P.C.プチニュースタンダードの経年変化その②
サマタイです。
履き込みを進めているA.P.C.のプチニュースタンダードを1000時間着用し、ファーストウォッシュをしましたので紹介します。
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1000時間着用後のプチニュースタンダード
未洗いの状態ということもあり500時間着用後に比べて大きな変化はありませんが、生地が伸びてくたびれた感じが増した印象を受けます。
実際に新品購入時よりもウエストが伸びており、未洗いのためシルエットは裾がダボ付き生地が余っており「APCらしく細身できれいなシルエット」とはお世辞にも言えるものではありません。
リジッドの履き始めに比べると圧倒的に生地が柔らかくなっており、これまでポリエステル混のストレッチジーンズしか履いてこなかった自分にとっては「ここまで生地の質感が変わるものなんだな」と驚いています。
北国在住で気温的にはまだまだ履きこめる環境ですが、1000時間という節目であったことや洗濯でどのように変化するのか興味があり、今回ファーストウォッシュに踏み切りました。
ファーストウォッシュについて
デニムのファーストウォッシュの方法には調べると実に様々な方法がありますが、手洗いやデニム専用の洗剤、お湯の温度等を気に掛けるのは正直面倒くさいので一切行いません。
リゾルトの林氏の「たかがジーパンや!」というスタンスで気負わずにいきましょう。
洗剤は普段使用している何の変哲もないものを使用し、ネットを使用せず裏返して洗濯機に入れるだけのシンプルな方法で洗濯を行いました。
初回は裏返して洗濯しましたが、徐々に脱いだらそのまま洗濯機に入れて洗うようになるでしょう。
ファーストウォッシュ後のプチニュースタンダードの変化
洗濯後のプチニュースタンダードは購入したてのリジッドのバキッとした質感とはやや異なるガサっとした粗野な質感になり、濃紺だった色合いは暗さが少し抜けて青みが増した印象を受けます。
1000時間の履きこみによってできたシワ部分(特にハチノス)はファーストウォッシュですでに白く色落ちしており、今後の変化が楽しみな部分です。
洗濯による縮みは以下の通りです。
- ウエスト 88cm→84cm
- ヒップ 108cm→105cm
- 股下 80cm→76cm
- 裾幅 18.5cm→17.5cm
洗濯である程度縮みが出るということはプチニュースタンダードを購入する前の下調べで分かっていたことですが、数値で見るとファーストウォッシュで一気にワンサイズ以上の縮みが発生したことになります。
実際に履いてみると伸びきっていたウエストが購入時のようにきつく引き締まり、また丈や裾幅まで全体的に縮んでいるためAPCの評判通りの「体に沿うような細身のきれいなシルエット」になりました。
リジッドのまま履きこんでいるとウエストが伸び、ベルトをしていないと裾にたるみができるだらしないシルエットの印象が強く「ちゃんと評判通りのきれいなシルエットになるのだろうか」と不安でしたが、洗うことで不安が解消されました。
店員さんのアドバイスで購入時に縮みを見込んだ裾上げをしておりましたが、ちょうどロールアップしていた分の長さが縮みすっきりした印象になりました。
コットン生地の特性上、今後も洗濯を重ねるうちに少しずつ縮んでいくことが予想されます。
ファーストウォッシュ以降の洗濯は純粋に「汚れを落とす」という意味合いが強くなりますので、今後は定期的に洗濯をしていきながら色落ちを楽しんでいきたいと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
リジッドデニムのファーストウォッシュは今回が初めての経験でしたが、経験が浅いながらもマニアが居るのが分かる奥深さを感じています。
これからもプチニュースタンダードの経年変化をじっくりと楽しんでいこうと思います。
この記事が皆さんの一助となれば幸いです。