LIFE LOG(サマタイブログ)

サマタイブログ

1990年生まれ独身男性による雑記ブログ。

【エフェクターレビュー】Jim Dunlop CBM-95 Crybaby Miniレビュー

サマタイです。

 

ギタリストの皆さんは普段どんな機材で音を出していますか?

エレキギターエフェクターで音色をガラッと変えられるのも魅力ですよね。

 

今回は小型ワウペダルの名機、Jim Dunlop CBM-95 Crybaby Miniを紹介します。

 

ワウペダルとは

www.youtube.com

「ワウペダル」とはペダルを踏むことでギターの周波数帯をリアルタイムで変化させることができるエフェクターです。

 

ワウペダルは「ファズ」や「トレモロ」と同様にエレキギター黎明期から存在した原始的な回路のエフェクターですが、ファンクのカッティングからギターソロまでアイデア次第で幅広く使うことができるエフェクターです。

 

「ヒューマン・ボイス」とも称される感性に訴えかけてくるような独特のサウンドを持つワウペダルは、ジミ・ヘンドリックスエリック・クラプトンを始めとするギターレジェンド達がこぞって使用したことでも知られています。

youtu.be

Jim Dunlopとは

www.jimdunlop.com

Jim Dunlop(ジム・ダンロップ)は1965年創業のギターエフェクターを中心に様々な周辺機器を製造している老舗メーカー。

 

ワウペダルの定番機種「Cry Baby」や定番ピックの「Tortex」、ロックピン等のギター関係の様々な製品を製造しています。

 

有名ミュージシャンのシグネイチャーモデルの製品も多く発表しており、経験豊富なギタリストなら一度は使用したことがあるという方が多いのではないでしょうか。

Cry Babayとは

「Cry Baby」はワウペダルと言えば必ず名前が上がるほどの定番機種。

 

1960年代からメーカーや生産国を変えながらも現在まで生産されていおりロックの歴史に深く関わっているワウペダルです。

 

レンジの可変幅が広く叫ぶような高音域が特徴で、歪みとの相性も良く様々なジャンルの音楽で使用されています。

 

また「Cry Baby」には有名ギタリストとコラボした様々な種類があることも特徴で、サウンドの傾向もバリエーションが豊富なため、お気に入りのワウペダルが必ず見つかるはずです。

サウンドハウスでみる

Jim Dunlop CBM-95 Crybaby Miniレビュー

f:id:summertime8690:20201203182748j:plain

僕が普段愛用しているのが2015年に発表され一躍話題となった「Cry Baby Mini」というモデル。

 

ワウペダルは構造上大型で重いものが多くエフェクターボードに組み込むにはためらうというギタリストも多いかと思いますが、このモデルはMXRやBOSSなどの一般的なエフェクターと同程度のサイズで軽量なためエフェクターボードを組んでいるギタリストにもおすすめできます。

f:id:summertime8690:20201203183400j:plain

肝心のサウンドは小さいながらもまさしくCry Babyの特徴をそのまま受け継いでおり、叫ぶような「クライング・トーン」を味わえます。

 

特筆すべきは内部に音色を変えるスイッチが搭載されており、3種類のキャラクターを選べることです。

f:id:summertime8690:20201203182820j:plain

通常のGCB-95サウンドの「Hi」、ビンテージサウンドの「Mid」、ローエンドが強調された「Low」を機材や好みに合わせて選ぶことができるため、まさに一台三役です。

 

またトゥルーバイパス構造でワウペダルにありがちなバッファーによる「音痩せ」もありません。

 

底面は滑りにくいラバー素材でエフェクターボードに組み込むことを想定されたねじ山が出ないようなフラットな底面となっており、痒い所に手が届く仕様です。

f:id:summertime8690:20201203182858j:plain

通常のCry Babyと比べるとサイズが小さく踏みしろが広いためワウペダルを使い慣れている方だと最初は使いにくく感じるかと思いますが、慣れれば特に問題ありません。

 

エフェクターボードを組んでいるギタリストはもちろん、ワウペダルを初めて購入するギタリストやワウに使い慣れた上級者までおすすめできる名機です。

サウンドハウスでみる

おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

バッキングから感情豊かなギターソロまでアイデア次第で大きな可能性を秘めているワウペダルはギタリストなら持っておきたいエフェクターの一つですよね。

 

コンパクトで軽量かつ多機能な「Cry Baby Mini」は初心者から上級者まですべてのギタリストにおすすめできますので、この機会にエフェクターボードに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

この記事がみなさんの一助となれば幸いです。

サウンドハウスでみる