【万能なミリタリーウェア】ロシア軍スリーピングシャツレビュー
サマタイです。
みなさんは普段どんな服を着ていますか?
気温が下がる季節は長袖の着まわしやすいインナーがあると便利ですよね。
今回は着まわしやすいデザインで人気のロシア軍のスリーピングシャツを紹介します。
スリーピングシャツとは
「スリーピングシャツ」は文字通り就寝用のパジャマのことを指します。
ただ単にパジャマを意味するものではなく、アパレル業界では過去の軍隊に配給されていた就寝用の衣服を「スリーピングシャツ」と呼んでいるようです。
国が違えば当然デザインが変わりますので、現在もデッドストック品が数多く市場に流通しておりミリタリーウェア好きな方や古着好きの方からも人気があるアイテムです。
有名どころではロシア軍のスリーピングシャツやスウェーデン軍M-55スリーピングシャツが挙げられます。
どちらもミリタリーウェアらしからぬ洗練されたデザインで普段の着こなしにも違和感なく取り入れることができるデザインではないでしょうか。
ロシア軍スリーピングシャツについて
ロシア軍のスリーピングシャツは70~80年代にロシア軍(当時はソ連)に配給されていたものです。
現在市場に出回っているものは長らく倉庫に保管されていたデッドストック品で未使用の物ですので、古着に抵抗があるという方にもおすすめできるミリタリーウェアです。
ロシア軍のスリーピングシャツには薄手のコットン生地でVネックの夏用と厚手のコットン生地でヘンリーネックの冬用の2種類があり、どちらもゆとりのあるシルエットで体型を選ばず着られるトップスです。
カラーバリエーションとしてはホワイトが定番ですが、ソビエト連邦崩壊後からはオリーブやグレーなどのカラーも登場しておりこちらもデッドストック品が多く出回っています。
またショップによっては後染めで黒く染めているものも見られ、色違いで揃えることで着こなしに幅を持たせることができるアイテムではないでしょうか。
他のミリタリーウェアと同様にデッドストック品で人気が出ると数が少なくなり価格が高騰する可能性がある為、購入を検討している場合は早めにチェックしておくことをおすすめします。
ロシア軍スリーピングシャツレビュー
今回僕が購入したのは冬用のロシア軍スリーピングシャツ。
ゆとりのあるシルエットにヘンリーネックの首元がミリタリーウェアらしからぬ洗練された雰囲気があり普段の着こなしにも幅広く使えます。
綿100%のコットンツイル生地は厚手で縫製も巻き縫いや二本針で頑丈に作られており、着こなしによっては真夏以外のオールシーズン着まわすことができます。
「スリーピングシャツ」の名の通り直接肌に触れることが前提で作られているため、裏地がわずかに起毛されており素肌に着ても着心地が非常に良いです。
(写真だと伝わりにくいですがふわふわしているのが分かると思います)
定番のセントジェームスの無地のウエッソンと同じく、素肌に直接着ても透け感がなくシルエットが良いためどんなボトムスにも合わせやすく重宝しています。
セントジェームスと比べてみると生地の厚さ自体はよく似ておりガシガシ着込んでいけるタフさを感じられると思います。
サイズ展開には46、50、54の3種類が出回っているようですが、180cm72kgの僕の体型では50でちょうどよかったです。
一般的なサイズの目安は以下の通りで、ほとんどの人が50サイズで問題なく着用できると思います。
- 46 レディース〜メンズSサイズ
- 50 メンズM〜Lサイズ
- 54 メンズXLサイズ
他のミリタリーウェアと同様に気を遣わずにガシガシ着れるタフさが魅力ですので、一枚持っておくと非常に便利なアイテムです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ミリタリーウェアらしからぬ洗練されたデザインでじわじわと人気が出てきているロシア軍のスリーピングシャツ。
普段の着こなしにも取り入れやすく丈夫でオールシーズン着まわせる優秀なトップスですので、この機会にワードローブに取り入れてみてはいかがでしょうか。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。