【シューケア】靴磨きグッズを購入したのでジャランスリワヤを磨いてみる
サマタイです。
革靴をお持ちの皆さんは普段どのようにお手入れされていますか?
普段革靴を履く機会が少ない人はどうお手入れしていいか分かりませんよね。
今回は年末に靴磨きグッズを購入したのでジャランスリワヤを磨いたことについて紹介します。
シューケアの必要性
革靴を長く履くためには定期的にお手入れをすることが必要です。
定期的にクリームで革に栄養分を与えることで革を柔軟に保ち、履き皺の部分などの負荷のかかる部位のひび割れを防ぐことができますし、硬い革を使用している靴では革を柔らかくすることで履きやすくなる等のメリットがあります。
お手入れされた革靴は革特有の上品な光沢を得られることはもちろん、履いている人の印象を底上げてくれる嬉しい効果も期待できます。
普段仕事でスーツを着ている人だけでなく、普段着でも革靴を履いている方はこの機会にシューケア用品を揃えてみてはいかがでしょうか。
シューケア用品はいくらで揃えられるか
シューケア用品といっても市場には様々な製品が出回っており、最初は何を買えばいいか分からないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
人によって様々な意見があると思いますが、最低限必要なシューケア用品として下記の5点を揃えれば問題ないと思います。
- シューキーパー
- ステインリムーバー
- 馬毛ブラシ
- 靴クリーム
- 豚毛ブラシ
シューケア用品がセットになって販売しているものもありますが、ブラシは大きいほうが使いやすいので単品で揃えることをおすすめします。
単品で上記5点を揃えるとどの製品も価格がピンキリですが、十分使用に耐えうるものでおよそ6500円〜8000円程度かかるのが一般的です。
靴磨きの手順
普段のお手入れは帰宅後に馬毛ブラシでホコリを落としてシューキーパーを入れるだけで十分ですが、月に1回程度はクリームを使ったフルメンテナンスをする方が多いと思います。
- シューキーパーを入れ、靴のシワを伸ばして形を整える
- 靴表面のホコリや汚れを馬毛ブラシで落とす
- ステインリムーバーで革靴に蓄積したクリームや汚れを落とす
- 靴クリームを適量とり靴に塗る
- 豚毛ブラシでクリームを全体になじませる
クリームを使ったフルメンテナンスの手順は上記の通りですが、③のステインリムーバーは使いすぎると革に良くない為2〜3回おきに使うのが良いそうです。
また、クリームの塗り過ぎは余分な汚れとなってしまうため片足当たり米粒2〜3粒程度の量で十分だそうです。
実際にジャランスリワヤを磨いてみた
ここまであたかも定期的に靴磨きをしているような口ぶりで説明してきましたが、ジャランスリワヤのタッセルローファーを購入してからまともな手入れは帰宅後にブラシでのホコリ落としと乾拭きくらいしかしておりませんでした。笑
今年は一足良い革靴を購入したいと考えているため、ジャランスリワヤで靴磨きを練習していつ新しい革靴を迎えても良いようにしておかなければなりません。
まずはシューキーパーを入れ、履き皺を伸ばして形を整えます。
次にステインリムーバーを適量布にとり、優しく汚れを落とします。
汚れを落としたあとは革に艶がなくなります。
靴クリームを米粒2〜3粒程度の量を取り、靴全体に伸ばしていきます。
片足ずつクリームを塗り込み、両足に塗り込むとクリームが乾いて更にマットな質感になります。
ここから豚毛ブラシを大きく動かしてクリームを更に馴染ませます。
見事に革のツヤが出ました!
革靴のクリームを使ったフルメンテナンスは恥ずかしながら初めての経験でしたが、なんというかギターの弦を交換しているときや庭の雑草をむしっているときのような無心になれる作業でした。何かしらのストレス解消効果がありそうです。
クリームを伸ばしたあとは革の艶が完全に無くなっていたので心配でしたが、豚毛ブラシで磨くとみるみるうちにツヤが出たのが嬉しかったです。
丁寧にブラシをかけてツヤツヤの革靴になったあとは不思議と誇らしい気持ちになります。
社会人になり働いているのは良いのですが、スーツを着ない職種だとこうした「紳士の嗜み」的な知識が付かないため今後は積極的にこうした知識を学んでいきたいですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
これまでまともに革靴を磨いていませんでしたが、今後は革靴を長く履くためにも定期的にシューケアをして長く革靴と付き合っていければと思います。
普段仕事でスーツを着ている人だけでなく、普段着でも革靴を履いている方はこの機会にシューケア用品を揃えてみてはいかがでしょうか。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。