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1990年生まれ独身男性による雑記ブログ。

【バンドマンが勧める】ジャズ初心者におすすめしたいジャズの名盤7選

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出典:https://www.pinterest.jp/pin/118360296446199088/

サマタイです。

 

みなさんは普段どんな音楽を聴いていますか?

様々な音楽ジャンルの中でもジャズは敷居が高く聴きにくいイメージがありますよね。

 

今回はバンドマンの僕がおすすめするジャズ初心者におすすめしたいジャズの名盤を7つ紹介します。

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ジャズとは

「ジャズ」は19世紀末頃から発生した音楽ジャンルの一つで、アメリカで人気を博した音楽ジャンルです。

 

なんといっても特徴的なのは楽器主体の即興演奏で、プレーヤーの技量を思う存分堪能できる音楽です。

 

熟練したジャズマン達の即興演奏はとてもアドリブとは思えないほど曲に彩りを加えるもので、ただ単におしゃれな大人の音楽と聴かずに距離を置くのはもったいないほど色彩豊かな音楽でもあります。

 

ジャズはミュージシャン達に定番的に演奏される「ジャズスタンダード」と呼ばれる曲が多くあり、これらはミュージカルや映画の名曲をカバーされていることが特徴です。

ジャズjazz)は、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ合衆国南部の都市を中心に発生した音楽ジャンル。 西洋楽器を用いた高度なヨーロッパ音楽の技術と理論、およびアフリカ系アメリカ人の独特のリズム感覚民俗音楽とが融合して生まれた。演奏の中にブルー・ノートシンコペーションスウィングコールアンドレスポンス(掛け合い演奏)、インプロヴィゼーション(即興演奏)、ポリリズム(複合リズム)などの要素を組み込んでいることが、大きな特徴とされている。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャズより

Miles Davis 「Kind Of Blue」

「ジャズの帝王」マイルス・デイビスの1959年録音のモダンジャズの傑作。

 

ジャズのアルバムでは世界で一番有名と言っても過言ではないと思います。

 

ジョン・コルトレーンビル・エバンスキャノンボール・アダレイなどジャズ界を代表する錚々たるメンバーで録音されたこのアルバムはまさにジャズの必聴盤ではないでしょうか。

Miles Davis 「Ballads & Blues」

ジャズ初心者で前述の「Kind Of Blue」を聴いてまだ敷居が高いと感じる人におすすめしたいのがマイルス・デイビスのベスト盤の「Ballads & Blues」。

 

一流のジャズミュージシャンはバラードもブルースも極上の演奏を聴かせてくれるため、ジャズがまだ敷居が高いと感じる方にはバラードやブルースの曲を演奏しているベスト盤から聞き始めることをおすすめします。

 

ベスト盤だけあって選曲、演奏はどれもピカイチです。

John Coltrane 「Ballads」

ジャズ界を代表するサックス奏者のジョン・コルトレーンの1962年のアルバム。

 

切れ目なく演奏をする様から「シーツ・オブ・サウンド」とも称されるほど激しい演奏が持ち味のジョン・コルトレーンですが、本作はバラードナンバーで構成されたジャズ初心者にもおすすめできる名盤です。

 

コルトレーンのアルバムの中では異色とも言えるほど穏やかなアルバムですが、情感のこもった優しく太いサックスの音色は聴く者の心を掴みます。

Bill Evans 「Waltz For Debby」

モダンジャズを牽引したジャズピアニストのビル・エバンスの1961年の傑作。

 

おそらく日本で一番売れたジャズピアノのアルバムではないでしょうか。

 

クラシックの影響を受けた繊細で美しい音運びはジャズの叙情的な魅力を知るのであれば個人的には一番におすすめできるアルバムです。

Wes MontgomeryFull House」 

ジャズギター界の神様と言っても過言ではないウェス・モンゴメリーの1962年のアルバム。

 

親指1本で難解な即興演奏までこなすプレースタイルはそれまでジャズでは伴奏楽器だったギターにスポットライトを当てたまさにギターレジェンドです。

 

弦楽器が持つ柔らかい音色と歌心にあふれた即興演奏はギタリストはもちろんジャズ初心者にもおすすめです。

Art Blakey & The Jazz Messengers 「Mornin'」

数多くの著名なジャズマンを世に送り出した偉大なジャズドラマー、アート・ブレイキーの1958年のアルバム。

 

アルバムの一曲目の「Moanin'」はジャズを知らない人でも聞いたことがあるというほど有名な曲ではないでしょうか。

 

アルバム全体でアート・ブレイキーの緩急豊かな迫力のあるドラミングはもちろん、メロディーのカッコよさを楽しめる名盤です。

Sonny Clark 「Cool Struttin'」

ジャズピアニスト・ソニークラークの1958年のアルバム。

 

本国アメリカより日本でジャズ喫茶が全盛期の時代に大ヒットしたことでも知られるアルバムです。

 

黒人のブルース・フィーリングを前面に押し出したいわゆる「ハード・バップ」と呼ばれるサウンドはアルバム全体を通してテンションが高めでシンプルな曲が多く、なんといってもメロディーがカッコいいのでジャズ初心者におすすめです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

ジャズは一流のミュージシャン達がしのぎを削った完成度の高い即興演奏が魅力の音楽ですが、音楽に聴き慣れていない方でも聞きやすい定番曲が多くあるジャンルです。

 

「スタンダード」と呼ばれるジャズの定番曲は多くのジャズマン達がカバーしており、自分のお気に入りのミュージシャンを見つけることで一気に親しみやすくなる音楽ジャンルでもあります。

 

この機会にお気に入りのジャズを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

この記事がみなさんの一助となれば幸いです。