【エフェクターレビュー】MXR M169 Carbon Copy Analog Delayレビュー
サマタイです。
ギタリストの皆さんは普段どんな機材で音を出していますか?
エレキギターはエフェクターで音色をガラッと変えられるのも魅力ですよね。
今回はアナログディレイの名機、MXR M169 Carbon Copy Analog Delayを紹介します。
ディレイとは
「ディレイ」はギターの原音にやまびこのような残響音を生み出すエフェクター。
音に余韻を加えることができるので、ギターソロからバッキングまで幅広く使うことができます。
残響音を上手に使うことでディレイならではのフレーズや迫力のあるギターソロなどを作ることができるため、ギタリストなら一台は持っておきたいエフェクターの一つです。
ディレイにはICチップを回路に使用した「デジタルディレイ」とBBD素子を回路に使用した「アナログディレイ」があり、如実に音質の差がある為曲によって使い分けるギタリストが多くいます。
MXRとは
MXR(エムエックスアール)は1972年に創業したアメリカ・ニューヨークに拠点を置くエフェクターメーカー。
創業以来からエフェクターのコンパクト化を掲げており、当時主流だった大型のエフェクターのサイズから格段にコンパクトになったエフェクターをリリースし世界中のエフェクターメーカーに影響を与えました。
シンプルかつ高音質なエフェクターはどれも直感的に操作ができる上に頑丈で耐久性にも優れており、創業当時から現在に至るまで世界中のミュージシャンから支持を集めています。
MXR M169 Carbon Copy Analog Delayレビュー
デジタルディレイに比べてバンドアンサンブルに馴染む温かみのある音質が特徴のコンパクトアナログディレイの決定版。
残響音はアナログディレイらしくハイがやや削れた丸い音が特徴で、深くかけてもバンドサウンドでディレイ音が「浮く」ことがなく初心者でも使いやすいです。
ツマミは3つですが触ればすぐに分かるので音作りに迷うこともありません。
左上のMODスイッチを押せばディレイ音にモジュレーション効果(音の揺らぎ)を追加できます。
裏蓋を開けるとMODスイッチを押したときのディレイ音にかかる音の揺れ幅と速さを調整できるため、コーラスのような美しい揺らぎから音程感をぼかすようなエグい揺らぎまで幅広く調整できます。
求めやすい価格と機能性、電池でもアダプターでも使える汎用性の高さなどまさにアナログディレイの定番機種ですので、初心者から上級者まで全ギタリストにおすすめできます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ディレイは音に残響音を加えることができるので、ギターソロからバッキングまで幅広く使うことができます。
一台持っておくと何かと便利なエフェクターですので、この機会にお気に入りのディレイを探してみてはいかがでしょうか。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。