【バンドマンが勧める】あまり知られていない現代の凄腕ブルースギタリスト5選
サマタイです。
ギタリストの皆さんは普段どんな音楽を聴いていますか?
ギターの上達にはブルースを学ぶことがおすすめです。
今回はバンドマンの僕がおすすめするあまり知られていない現代の凄腕ブルースギタリストを5人紹介します。
ブルースとは
ブルースとはもともと米国に渡った黒人たちの間で生まれた音楽ジャンル。
近代のジャズやロック、R&Bといった大衆音楽の源流とも言えるルーツ・ミュージックです。
エリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックス等のギターレジェンド達がアドリブ演奏の根幹としてブルースを取り入れており、エレキギターの演奏においては非常に重要な音楽ジャンルです。
ブルースとは、19世紀アメリカ南部に起源をもつ歌唱主体の音楽のジャンルである。 ジャズ、R&B(リズム&ブルース)、およびロックンロールなどの源流としても位置づけられており、今日の大衆音楽に多大な影響を与えている。 ブルースは黒人奴隷の身としてアメリカに渡ったアフリカ系民族の間で生まれた音楽とされる。
出典:Weblio辞書「ブルース」より
Kirk Fletcher
カーク・フレッチャーは1975年カリフォルニア州出身のブルースギタリスト。
マイケル・ランドウやロベン・フォード、ジョー・ボナマッサといった一流ギタリストとの共演でも知られています。
プレイスタイルはアルバート・キング系のブルースが主体ですが、ジャズのアプローチも難なくこなすフレージングはモダン・ブルースとも言えます。
様々なギターを使いこなしていますが、レスポールと最小限の機材で奏でられる音は圧巻の太さがあり度肝を抜かれること間違いなし。
Josh Smith
ジョシュ・スミスはフロリダ出身のブルースギタリスト。
6歳から弾き始めたというギターのテクニックはブルースもジャズも一級品の腕前です。
013~056もの極太ゲージを張ったテレキャスターシェイプのChapin T-Birdで奏でられる音は歪みが少なく出音も極太です。
フィンガーピッキングを織り交ぜたブルース、ジャズを自由に行き来するフレージングは必聴。
Matt Schofield
マット・スコフィールドは英国マンチェスター出身のブルースギタリスト。
メインギターはストラトキャスターを使用しており、シングルコイルとは思えないほど太く甘い音を出しています。
トラディッショナルなブルースを主体にコードトーンを巧みに組み合わせたプレイスタイルはまさにモダン・ブルース。
前述のカーク・フレッチャー、ジョシュ・スミスとも多く共演しており、YouTubeでは多くのライブ映像が見られます。
JD Simo
ジェイ・ディ・サイモはアリゾナ出身のブルースギタリスト。
多くのギターレジェンドを彷彿とさせるトラディッショナルなブルースを主体としたプレイが持ち味。
アンプ直結を基本としたギターサウンドは古き良きブルースギタリストの雰囲気があり迫力満点。
スライド・ギターの名手でもあり、ライブでは多彩なプレイを披露しています。
Artur Menezes
アルトゥール・メネゼスはブラジル出身のブルースギタリスト。
トラディッショナルなブルースを主体としながらも所々にコードトーンを取り入れており、ブルース特有の古さを感じさせません。
フレーズが盛り上がってきたときのペンタトニックスケールを用いた速弾きは参考になるフレーズが多く、ギタリスト必聴です。
揺れ幅の大きいダイナミックなビブラートやツヤツヤの甘い音作りも持ち味です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ブルースはアドリブをするギタリストにとって避けては通れないジャンルだと思いますが、フレーズをコピーするのは大変ですよね。
ここで紹介したギタリストは日本ではあまり知名度が高くありませんが、YouTubeに多くのライブ映像があり、手元をじっくり観察できるためフレーズのコピーに参考になるかと思います。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。
あわせて読みたい↓↓