【管理栄養士が勧める】栄養素で選ぶ!間食におすすめしたいナッツ5選
サマタイです。
みなさんは普段間食を食べられますか?
過去の記事では太りにくい間食の選び方について触れましたが、今回は過去の記事でも触れたナッツ類についてもう少し踏み込んだ内容を紹介したいと思います。
ナッツを間食に選ぶメリット
栄養価が高い
ナッツ類を間食におすすめする一番のメリットは栄養価が高い食品だからです。
ナッツに含まれる不飽和脂肪酸という脂質は近年注目されている健康効果の高い脂質で、悪玉コレステロールを減らす効果があることから生活習慣病予防として積極的に摂取すべきとされています。
また種類によって豊富なビタミン類や食物繊維などの栄養素を多く含むため、さまざまな健康効果が期待できます。
腹持ちが良い
ナッツ類を間食におすすめするメリットとして糖質が少なく食物繊維が多いことから腹持ちが良いことも挙げられます。
ナッツ類は歯ごたえがしっかりある食品ですので噛む回数が増え、満腹中枢が刺激されることで少量でも満足感が得られやすい食品です。
間食はついつい食べすぎてしまいますが、少ない量で満腹感を感じやすいナッツ類は間食にぴったりではないでしょうか。
保存性が高い
ナッツ類は食品中に含まれる水分量が少ない為、保存性が高いことも間食としておすすめできるメリットの一つです。
職場に冷蔵庫がないという方や普段は外回りが中心でそもそも職場にいることが少ないという方でも、ナッツ類であれば常温で保存がきくためカバンに忍ばせておくことができます。
保存用のチャック袋などで一食分の量を小分けにしておけばどれくらい食べるかを気にしなくてもよい為、便利です。
栄養素で選ぶおすすめのナッツ5選
アーモンド
ナッツ類の中でも抗酸化作用が強いビタミンEがずば抜けて豊富なアーモンドは細胞や血管の健康促進効果が期待できます。
また、オレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸を多く含んでいることから悪玉コレステロール値を下げて動脈硬化などの血管の病気を予防する効果が期待できます。
食物繊維やビタミンB2も豊富に含まれているため、整腸作用や脂肪燃焼にも効果が期待できます。
クルミ
ナッツ類の中で最も多くのαリノレン酸という不飽和脂肪酸を含んでおり、血圧や悪玉コレステロール、中性脂肪を低減させる効果があります。
また体内では合成できない必須アミノ酸の一つであるトリプトファンが多く含まれていることも特徴です。
トリプトファンは幸せホルモンとして知られるセロトニンの材料でもあるので、積極的に摂ることで心身の健康維持に効果が期待できます。
カシューナッツ
ナッツ類の中では脂質の割合が低くカロリーも低いことで知られるカシューナッツ。
ビタミンB1や鉄分、亜鉛、銅が豊富に含まれており、疲労回復や貧血予防に効果が期待できます。
またナッツ類の中では糖質が最も多く含まれているためエネルギー補給としても適しています。
軽い食感とほのかな甘みはナッツ類の中でも癖が少なく食べやすいことも特徴です。
ピスタチオ
小粒ながら濃厚な味が特徴のピスタチオは、ナッツ類の中でもルテインやゼアキサンチンといった抗酸化作用を持つカロテノイド色素が多く含まれており美肌効果が期待できます。
ナッツ類の中では塩分を排出する作用があるカリウムが最も豊富なため、高血圧予防に効果が期待できます。
マカデミアナッツ
ナッツ類の中では唯一パルミトレイン酸を含んでおり、動脈硬化の予防や美肌効果が期待できます。
またナッツ類の中では含まれる脂質の割合が最も多い部類ですが、その分不飽和脂肪酸が多い為、悪玉コレステロール値を下げて動脈硬化などの血管の病気を予防する効果が期待できます。
豆知識ですがマカデミアナッツの殻は木の実の中では世界一硬いのだとか。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
「天然のサプリメント」として健康効果が話題のナッツ類ですが、含まれる栄養素で食べるナッツを選ぶことで様々な効果を期待できます。
この機会にぜひ間食として日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。
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