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サマタイブログ

1990年生まれ独身男性による雑記ブログ。

【管理栄養士が勧める】もしものときに備えておきたいおすすめの非常食5選

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サマタイです。

 

みなさんは自宅に非常食は常備していますか?

 毎年のように自然災害が起こる日本では、もしものときに備える非常食を準備することは大切ですよね。

 

今回は管理栄養士の僕が勧めるもしものときに備えておきたいおすすめの非常食を5つ紹介します。

 

尾西食品アルファ米

5年間の長期保存が可能な尾西食品アルファ米シリーズ。

 

第二次世界大戦中の1944年に日本軍から「炊飯を行わずに食べられるご飯」の依頼を受けて開発された尾西食品アルファ米終戦後も学校給食やキャンプ、登山にまで幅広く利用されてきました。

 

1995年の阪神淡路大震災までは「乾パン」が非常食の主流でしたが、アウトドア用品として流通していたアルファ米が被災地に届けられると絶賛され、今では非常食の代名詞となっています。

 

味のバリエーションも全部で12種類を揃えており、飽きずに食べることができます。

 

非常食では対応が難しいアレルギーの対応も徹底しており、白飯、赤飯、白粥、梅粥、わかめご飯、田舎ご飯、山菜おこわはアレルギーの特定原材料等27品目不使用なのでアレルギーがある方でも安心して食べられます。

 

アルファ米の生みの親である尾西食品は味によってお米の品種を使い分けるこだわりようで、非常食とは思えないほど味が良いことでも評判です。

レスキューフーズ 一食ボックス

ホリカフーズが手掛ける非常食の「レスキューフーズ」は賞味期限は3年と少し短いですが、発熱剤が同封されているため火や水を一切使わずに熱々のご飯が食べられることが特徴です。

 

非常事態でライフラインが止まった時は身体だけではなく心にも大きなストレスがかかりますが、温かいご飯が食べられるだけで少し心が落ち着くのではないでしょうか。

 

事実、阪神淡路大震災東日本大震災では非常食で弁当を支給されていた人達から「冷たい弁当はもうたくさん、温かい弁当が食べたい」という声が数多く上がったことが知られています。

 

カレーライス、牛丼、ビーフシチュー&ライス、和風ハンバーグライス、中華丼の5種類の味のバリエーションがあり、どの味も普段の食事として食べてもおいしいレベルと評価が高いです。

サバイバルフーズ 

長期保存用の非常食に長年携わるセイエンタプライズと国内屈指のフリーズドライ技術を持つ永谷園が手掛ける「サバイバルフーズ」はなんと25年もの超長期保存が可能な備蓄食。

 

一般的な非常食は3年から5年で賞味期限が切れてしまうため期限内に買い替えを行う必要がありますが、サバイバルフーズはこまめに買い替える必要が無いためコストを大幅に削減することができます。

 

また、こまめに買い替える必要が無いということは備蓄を少しづつ増やせるメリットも有るため、厚生労働省が推奨している一週間分の食事以上の十分な備蓄を低コストで抱えることができます。

 

これだけの長期保存を可能にしたのは食品の水分を極限まで飛ばしたフリーズドライ製法によるもので、保存期間と味の両立を実現しています。

カゴメ野菜たっぷりスープ

野菜を使った商品をメインに手掛けるカゴメの「野菜たっぷりスープ」は非常時で不足しやすい野菜をたっぷり摂ることができる5年保存が可能な非常食。

 

非常食ではとにかく主食を中心に考えがちですが、阪神淡路大震災の聞き取り調査では食べたかった料理の一位に野菜類が挙げられており、多くの需要があることが分かります。

阪神・淡路大震災の発生後、一番食べたかったものは何か。料理名を一つ答えてもらいました(1995年4月 避難所生活者270人に対する聞き取り調査―男107人、女163人、避難所数9か所―神戸市4、芦屋市3、西宮市2)。回答の料理を分類すると「野菜類」が34.4%で最も多く、魚類、肉類を上回りました。

出典:NHKそなえる防災 コラム 災害時に足りない野菜〜備蓄のコツ〜より

 

野菜はカロリーが低い上に水分が多く長期保存に向かないため、非常食としては軽視されがちですが、災害が中長期化する場合は体調を整える上で必要不可欠な食品です。

はごろもフーズ シーチキンL

自宅に常備している人も多いツナ缶も3年の賞味期限があり非常食として優秀です。

 

非常時では野菜同様に肉や魚などのたんぱく質も不足しやすいですが、ツナ缶では手軽にたんぱく質を摂れるため活用しない手はありません。

 

缶詰の食品で賞味期限が長いものであれば非常食として十分に活用できるので、この機会にお気に入りの商品を見つけてみてはいかがでしょうか。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

毎年のように自然災害が起こっている日本ではもはや非常食を用意することは必須とも言える準備かと思います。

 

災害の規模によってはライフラインが長期間停止する場合もありますので、この機会に一度非常食を見直してみてはいかがでしょうか。

 

この記事がみなさんの一助となれば幸いです。