【管理栄養士が勧める】僕が健康を維持するために気をつけている5つのこと
サマタイです。
みなさんは普段健康に気を使っていますか?
僕は管理栄養士として働いていることもあり、無理のない範囲で健康に気を使うように心がけています。
今回は管理栄養士の僕が健康を維持するために気をつけていることを5つ紹介します。
しっかり睡眠をとる
体調を整えるのにまず意識してほしいことは「十分な睡眠時間を確保すること」です。
人によって適正な睡眠時間には個人差がありますが、夜更しせずに早寝を心がけることで次の日の体調は見違えるほど良くなります。
「仕事が忙しい」「自分の時間がほしい」等の理由で睡眠時間を十分に取れていない人が沢山おられると思いますが、体を細胞から回復させるには「質の良い睡眠」が一番効果があります。
「睡眠は人生の3分の1の時間を占める」とも言われる大事な時間ですので、今一度向き合ってみてはいかがでしょうか。
定期的に運動する
社会人になると運動不足の人が大勢おられるかと思いますが、忙しい大人にこそ定期的な運動習慣を持つことをおすすめします。
僕は社会人になってから全く運動習慣がありませんでしたが、水泳を始めてからは体のだるさを感じることや体調を崩すことがめっきりなくなりました。
平日は仕事があって運動する時間が取れない人でも、週末の空いた時間を運動に当てることですぐに体調の違いを実感できます。
「週末だけではあまり効果が無いのではないか」と心配される方もいるかと思いますが、アメリカ医師会報で発表されたイギリスの論文では「週末1回だけの運動でも、十分に健康への効果がある」と結論付けられています。
参考記事
週末の空いた時間だけ運動するのであればハードルは低いと思いますので、この機会に運動を始めてみてはいかがでしょうか。
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定期的に体重を測る
どんなに忙しく時間の取れない人でもできる健康習慣の一つが「体重測定」です。
僕は過去に「特定保健指導」という栄養指導の仕事をしていたことがあるのですが、健康に全く関心のない人に行う動機づけ支援として全員に勧めていたことが「定期的に体重を測る」ことです。
定期的に体重を測ることで「今月は飲み会が続いたから体重が増えてるな」「今月は食べる量を控えたから少し減量できてるな」など、自分の行動で体重がどう変動したのか気づくことができます。
また、体重をスマホやカレンダー等に記録することでひと目で体重の増減が分かりますので、体重測定した後は記録もつけるとより良い習慣となります。
体重計さえあれば時間を割かずにできる習慣ですので、体重を測る習慣がない人はぜひおすすめします。
食べすぎない
これまで管理栄養士として様々な人に栄養指導をしてきましたが、食事内容を変えるよりもまず始めに「食べすぎない」ことをおすすめします。
食事に気を使うことは健康を維持するために重要ですが、これまでの食習慣からいきなり健康的な食事に変えることはハードルが高く継続するのも難しいかと思います。
食事は「満腹になるまで食べる」から「腹八分まで食べる」に変えるだけで体調は良くなります。
昼食を食べすぎて「午後の仕事に集中できない」「眠くなってしまう」方は意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう僕もこのタイプでしたが、「腹八分」を意識することでお腹のきつさがなく快適に仕事に集中できています。
巷には「野菜中心の食事でデトックス」「この食材が体にいい」「タンパク質を摂って筋肉をつける」等情報が溢れかえっています。
中にはエビデンスがしっかりした良い情報もありますが、専門職として「これはおかしいんじゃないか」という情報も多くあることは事実です。
普段全く健康に気を使っていなかった人が誤った情報を鵜呑みにして間違った努力をするほど虚しいものはありません。
まずは「腹八分まで食べる」ことを習慣にして体調の違いを実感し、よく調べてから食事内容を変えることに手を付けることをおすすめします。
ストレス解消の方法を持つ
普段働いている社会人であればストレスを感じる場面は必ずあると思います。
そのストレスと上手く付き合うには自分に合った「ストレス解消法」をいくつか持っておくことをおすすめします。
- 体を動かす
- よく眠る
- 美味しいものを食べる
- 自然と触れ合う
- 笑う
- 映画や本を見て泣く
- 趣味に没頭する
ここで挙げたことは一例ですが、自分に合った「ストレス解消法」を見つけることで生活はより豊かになります。
ストレスは自分しか感じることができない上に知らぬ間に体を蝕んでいく怖いものですが、上手に付き合っていくことで生活にメリハリをつけることができる大事な要素でもあります。
僕はまだまだ試行錯誤の段階ですが、これからもストレスと上手に付き合っていく事ができればと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
僕は職業柄からだに不調を抱える人と多く接する機会があるので、若いうちから健康に気をつけることがいかに大切なことか早い段階で気づくことができました。
健康を維持するための習慣を持つことは簡単なことではありませんが、できることから一歩一歩続けていくことが大切だと思います。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。