普段参考にしているファッション系YouTubeチャンネル5選
サマタイです。
みなさんは普段どのように服を着こなしていますか?
動画サービスで様々な情報を得ることが可能になった近年では、ファッション雑誌を読まないという人も多いのではないでしょうか。
今回は僕が普段参考にしているファッション系のYouTubeチャンネルを5つ紹介します。
FORZA STYLE
FORZA STYLE(フォルツァ・スタイル)は「LEON」や「OCEANS」の編集長として活躍したファッションディレクターの干場義雅氏を筆頭に様々なファッション関連コンテンツを配信しているチャンネル。
業界の重鎮たちがあらゆるアイテムを紹介する動画は非常に購買意欲をそそられますので見すぎには注意が必要です。
個人的には御年76歳の服飾評論家である赤嶺先生の動画が非常にためになるのでおすすめです。
MBチャンネル
お金をかけずにおしゃれになる方法としてユニクロやGUをフル活用したファッション指南で話題となったファッションバイヤーのMB氏のチャンネル。
トークは多少営業っぽさがある動画もありますが、非常に論理的でファッション初心者にもわかりやすい内容は万人におすすめできます。
「ドレスとカジュアルのバランスがおしゃれである」「ファッションはどこにお金をかけるのが合理的であるか」など、しっかり理由を言語化して解説してくれるチャンネルは多くないため論理的にファッションを学びたい方におすすめ。
Leather Shoe Journal.
革靴ジャーナリストを名乗るくすみ氏が発信している革靴に特化したチャンネル。
革靴のお手入れの方法やおすすめの革靴ブランド、サイズ選びに至るまで細かく解説した動画を見ることができます。
個人的には年も近く落ち着いた喋り方で解説してくれるため、革靴のケア方法で迷った時の駆け込み寺として頼りにしているチャンネルです。
経年変化委員会
経年変化を楽しめるような定番アイテムを紹介しているチャンネル。
長らく定番として愛される名品をコーデを含めて数多く紹介してくれるのはもちろんですが、仲良し二人の絶妙な掛け合いがクスッと笑ってしまうような和やかな面白さがあります。
おそらく同年代の方だと思うのですが、個人的に今後も更新を楽しみにしているチャンネルの一つです。
尾崎雄飛の洋服天国
2007年からスタートし、品質の高さで一気に話題になったカットソーブランド「フィルメランジェ」を立ち上げたファッションデザイナーの尾崎雄飛氏が去年から始めたチャンネル。
ファッションバイヤーとして世界中を飛び回った氏のお気に入りのファッションアイテムを紹介する内容がメインですが、流石に知識量が半端ではなく見るだけで勉強になります。
穏やかな喋り方ですがどこか飄々とした雰囲気がある個人的にファッション系のYouTubeチャンネルで一番更新を楽しみにしているチャンネルです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ファッション系のYouTubeチャンネルは雑誌と違い実物の質感を動画越しに確認できることや着用した生の意見を聞くことができるため、メリットが多いですよね。
この機会にお気に入りのファッション系チャンネルを見つけてみてはいかがでしょうか。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。
【シューケア】靴磨きグッズを購入したのでジャランスリワヤを磨いてみる
サマタイです。
革靴をお持ちの皆さんは普段どのようにお手入れされていますか?
普段革靴を履く機会が少ない人はどうお手入れしていいか分かりませんよね。
今回は年末に靴磨きグッズを購入したのでジャランスリワヤを磨いたことについて紹介します。
シューケアの必要性
革靴を長く履くためには定期的にお手入れをすることが必要です。
定期的にクリームで革に栄養分を与えることで革を柔軟に保ち、履き皺の部分などの負荷のかかる部位のひび割れを防ぐことができますし、硬い革を使用している靴では革を柔らかくすることで履きやすくなる等のメリットがあります。
お手入れされた革靴は革特有の上品な光沢を得られることはもちろん、履いている人の印象を底上げてくれる嬉しい効果も期待できます。
普段仕事でスーツを着ている人だけでなく、普段着でも革靴を履いている方はこの機会にシューケア用品を揃えてみてはいかがでしょうか。
シューケア用品はいくらで揃えられるか
シューケア用品といっても市場には様々な製品が出回っており、最初は何を買えばいいか分からないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
人によって様々な意見があると思いますが、最低限必要なシューケア用品として下記の5点を揃えれば問題ないと思います。
- シューキーパー
- ステインリムーバー
- 馬毛ブラシ
- 靴クリーム
- 豚毛ブラシ
シューケア用品がセットになって販売しているものもありますが、ブラシは大きいほうが使いやすいので単品で揃えることをおすすめします。
単品で上記5点を揃えるとどの製品も価格がピンキリですが、十分使用に耐えうるものでおよそ6500円〜8000円程度かかるのが一般的です。
靴磨きの手順
普段のお手入れは帰宅後に馬毛ブラシでホコリを落としてシューキーパーを入れるだけで十分ですが、月に1回程度はクリームを使ったフルメンテナンスをする方が多いと思います。
- シューキーパーを入れ、靴のシワを伸ばして形を整える
- 靴表面のホコリや汚れを馬毛ブラシで落とす
- ステインリムーバーで革靴に蓄積したクリームや汚れを落とす
- 靴クリームを適量とり靴に塗る
- 豚毛ブラシでクリームを全体になじませる
クリームを使ったフルメンテナンスの手順は上記の通りですが、③のステインリムーバーは使いすぎると革に良くない為2〜3回おきに使うのが良いそうです。
また、クリームの塗り過ぎは余分な汚れとなってしまうため片足当たり米粒2〜3粒程度の量で十分だそうです。
実際にジャランスリワヤを磨いてみた
ここまであたかも定期的に靴磨きをしているような口ぶりで説明してきましたが、ジャランスリワヤのタッセルローファーを購入してからまともな手入れは帰宅後にブラシでのホコリ落としと乾拭きくらいしかしておりませんでした。笑
今年は一足良い革靴を購入したいと考えているため、ジャランスリワヤで靴磨きを練習していつ新しい革靴を迎えても良いようにしておかなければなりません。
まずはシューキーパーを入れ、履き皺を伸ばして形を整えます。
次にステインリムーバーを適量布にとり、優しく汚れを落とします。
汚れを落としたあとは革に艶がなくなります。
靴クリームを米粒2〜3粒程度の量を取り、靴全体に伸ばしていきます。
片足ずつクリームを塗り込み、両足に塗り込むとクリームが乾いて更にマットな質感になります。
ここから豚毛ブラシを大きく動かしてクリームを更に馴染ませます。
見事に革のツヤが出ました!
革靴のクリームを使ったフルメンテナンスは恥ずかしながら初めての経験でしたが、なんというかギターの弦を交換しているときや庭の雑草をむしっているときのような無心になれる作業でした。何かしらのストレス解消効果がありそうです。
クリームを伸ばしたあとは革の艶が完全に無くなっていたので心配でしたが、豚毛ブラシで磨くとみるみるうちにツヤが出たのが嬉しかったです。
丁寧にブラシをかけてツヤツヤの革靴になったあとは不思議と誇らしい気持ちになります。
社会人になり働いているのは良いのですが、スーツを着ない職種だとこうした「紳士の嗜み」的な知識が付かないため今後は積極的にこうした知識を学んでいきたいですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
これまでまともに革靴を磨いていませんでしたが、今後は革靴を長く履くためにも定期的にシューケアをして長く革靴と付き合っていければと思います。
普段仕事でスーツを着ている人だけでなく、普段着でも革靴を履いている方はこの機会にシューケア用品を揃えてみてはいかがでしょうか。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。
今年手に入れたいファッションアイテム5選
あけましておめでとうございます。
サマタイです。
みなさんは普段どんな服を着ていますか?
洋服は毎年トレンドが変化するため、定期的に欲しい物リストを作っているという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は僕が今年手に入れたいファッションアイテムを5つ紹介します。
- Crockett & Jones Moreton
- Clarks Wallabee Boot
- Spring Court La Classique B2
- A.P.C. Petit New Standard
- Glenroyal Pocket Shoe Horn
- おわりに
Crockett & Jones Moreton
靴作りの聖地英国ノーサンプトンの老舗名門ブランド、クロケット&ジョーンズのUチップ「モールトン」。
ファッション好きのUチップの定番といえばJ.M.WestonのゴルフやParabootのシャンボードが有名ですが、モールトンは比べてややノーズが長いデザイン。
Uチップは悪く言えばおじさん臭く野暮ったいイメージですが、普段スーツを着ない僕にとっては上品すぎないカジュアルな革靴として幅広く使えそうです。
クロケット&ジョーンズは老舗ながらジョンロブやエドワードグリーンのように高価すぎないため(それでも十分高いですが)、個人的にはぎりぎり普段遣いできる最高級の革靴というイメージです。英国高級靴ブランドの中では一番好きかもしれません。欲しい。
Clarks Wallabee Boot
同じく英国の靴メーカー、クラークスのワラビーブーツ。
クラークスは学生時代にデザートブーツでお世話になったメーカーで、クレープソールの履き心地が柔らかく当時好んで履いていた思い出があります。
ワラビーはモカシン縫いのアッパーが特徴でややぼってりとしたデザインですが、スニーカーほどカジュアルではなく絶妙なバランスで使いやすいと思います。
1万5千円程度と手頃な価格なのも嬉しいポイントで、学生にもおすすめできます。
Spring Court La Classique B2
フランスのテニスシューズのスプリングコート。
アメリカのコンバース、イタリアのスペルガと並んでファッション好きからも人気のあるローテクスニーカーではないでしょうか。ジョン・レノンが愛用したことでも有名ですね。
インソールが取り外し可能となっており丸洗いできるため清潔感を保ちやすいことや丸みのあるフランスらしいデザインが魅力です。
コンバースのオールスターは長年履いているので、今年は嗜好を変えてフレンチカジュアルにハマっていることもありフレンチブランドを選んでみたいですね。
A.P.C. Petit New Standard
ファッション好きやデニム愛好家から人気を集めるフレンチブランドA.P.C.のデニム。
極限まで無駄を省いたシンプルなデザインと細身のテーパードシルエットで人気のデニムですが、やはり特筆すべきは生デニムのため色落ちを楽しめること。
他のブログやYouTubeでもデニムの色落ちはもはや趣味として確立されており、時間をかけて楽しむ革製品のような嗜好性が魅力ではないでしょうか。
未洗いのため試着は革靴同様必須ですが、コロナウイルスが落ち着き街に行けるようになったらぜひ店頭で試着して手に入れたいアイテムの一つです。
Glenroyal Pocket Shoe Horn
ホワイトハウスコックス、エッティンガーと並びイギリスの3大ブライドルレザーブランドとも称されるグレンロイヤルのシューホーン。
キーホルダーサイズの小ぶりなシューホーンですが、ブライドルレザーや水牛の角でできた靴べら部分など贅沢な所有感を味わえそうです。
車の鍵をつけて普段から持ち歩いて大事な革靴を履く時に使ってみたいアイテムです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
昨年は自宅で過ごす時間が長く、着ていない服や靴を大量に断捨離したこともありクローゼットの中身がスカスカになりました。
今後は長く使える定番服や質のいい靴を少しだけ揃えるスタイルにしたいと思っているので、今年もいいアイテムとの出会いがあればいいなと思います。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。
【2020年】今年買ってよかったもの5選
サマタイです。
今年も早いものでもう年の瀬ですね。
新型コロナウイルス感染症の流行で今年は異例の年となりましたが、みなさんはどんな年でしたでしょうか。
今回は僕が2020年に買ってよかったものを5つ紹介します。
- Cornell Romany 12
- Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
- Sennheiser HD599
- Le Laboureurモールスキンジャケット
- ロシア軍スリーピングシャツ
- おわりに
Cornell Romany 12
今年買ったものの中でもダントツで高額な買い物だったのがイギリス製のハンドメイドのフルチューブアンプの「Cornell Romany 12」。
僕がギターを始めるきっかけになった憧れのギタリスト、エリック・クラプトンも使用しているという謳い文句と出力調整のアッテネーター機能がついたスペックに一目惚れして海外の通販サイトで即決で購入したアンプです。
ろくに下調べもせず並行輸入で購入したためイギリスから到着後すぐにパーツ交換に出したアンプですが、余計な機材を繋がなくてもアンプ直で極上の音が出る魔法のようなアンプ。
新型コロナウイルス感染症の流行で今年は一度もライブができませんでしたが、このアンプのおかげでギターの練習がますます楽しくなりました。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
自宅で仕事をすることもない僕にとってパソコンはごちゃごちゃした周辺機器がなく快適にネットサーフィンができれば十分と考えているため、なるべくコストを抑えたノートパソコンを買うことが多いです。
これまではDELLのエントリーモデルの格安のノートパソコンを数年おきに買い換えることが多かったですが、ここ数年じわじわ話題になっている「Chromebook」のことが気になり始めます。
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は今年の6月頃に発売するやいなや公式サイトやアマゾンでも完売するほどの人気機種でしたが、運良く手に入れることができました。
キーボードが着脱式でタブレットとしても使える2in1の仕様やコンパクトな10.1型のサイズなど、すぐに手にとって使えるスマホみたいな気軽さがあるパソコンで気に入っています。
余計なソフトが入らないため動作が軽い上にセキュリティソフトの追加購入の必要がなく、Chromeが定期的に最新の状態にアップデートしてくれる仕様がものぐさな僕にとってぴったりでした。
Sennheiser HD599
自宅でも音楽をよく聴くバンドマンの僕にとってヘッドホンはこだわりたいオーディオ機材の一つ。
これまでギターの機材ばかり優先して買ってしまうことが多かったためいつも後回しにしていたオーディオ関連の機材でしたが、今年こそはと熱心に下調べして購入したのが「Sennheiser HD599」です。
開放型ヘッドホンの中でも評判がよく、長時間のリスニングでも聴き疲れしない自然な音質やムレや圧迫感を感じない快適な装着感でとても気に入っています。
音楽はもちろんですが、映画鑑賞やゲーミングヘッドホンとしても非常に優秀で自宅で過ごすことが多かった今年はアンプとともに大活躍した音響機材の一つでした。
Le Laboureurモールスキンジャケット
自宅で過ごすことが多かった今年は断捨離でサイズが合わない服やあまり着ていない服を徹底的に処分してまともなアウターがほぼ残らなかったため、今年新品で購入したLe Laboureurのモールスキンジャケット。
フランス製のコットンジャケットですが価格はワークウェアブランドらしく良心的に抑えられており、サイズも日本人でも問題なく合わせられるためフレンチカジュアルにハマっている僕にとって数年ほど前から古着で探していたアイテムでもあります。
コットン素材の生地の中でも最高クラスの強度をもつモールスキンはガシガシ着れる厚手でタフな生地なので、長く着ることで経年変化を楽しめることや長いシーズン着れる汎用性の高さも気に入っています。
仕事でスーツを着る必要がない僕にとってはまさに仕事から普段遣いまでカバーできるジャケットで、これからも長く着ていきたい服の一つです。
ロシア軍スリーピングシャツ
厚手のコットンツイル生地で通年使用できるシンプルなデザインが魅力のロシア軍のスリーピングシャツ。
定番のセントジェームスのカットソーのような透け感のない厚手でタフな生地でありながら裏地はわずかに起毛させて素肌に着ても着心地が良いことなど、最近買った服の中では特に気に入っているアイテムです。
僕はミニマリストではありませんがクローゼットの中はお気に入りの服を最小限の数だけ持っていたいので、服を選ぶ際には丈夫で長く着れるシンプルなデザインのものを選ぶようにしています。
ロシア軍のスリーピングシャツはセントジェームスのカットソーと同じく丈夫な生地感で着回しの効くシンプルなデザインなので、僕のように服はお気に入りのものを少しだけ持ちたい人にもおすすめできます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今年は新型コロナウイルス感染症の流行で自宅で過ごす時間が増えたという方が多いと思いますが、その分通販で買い物をする機会も多かったのではないでしょうか。
僕は自宅で過ごす時間が増えて持ち物の断捨離をしたことなど、身の回りを整えることに力を入れた年でした。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。
それでは良いお年を。
【バンドマンが勧める】ギタリストが知っておきたいYouTubeチャンネル3選
サマタイです。
ギタリストの皆さんは普段どんな練習をしていますか?
動画サービスが広まった近年では無料で視聴できるレッスン動画が数多くありますよね。
今回はバンドマンの僕がおすすめするギタリストが知っておきたいYouTubeチャンネルを3つ紹介します。
Takeda Ko-ichi
ギタリストの竹田皓一氏のギターレッスン動画。
論理的で分かりやすい解説はもとより、何よりブルースやジャズなどジャンルをまたいで演奏できるギターの腕前が素晴らしいです。
中級者以上に向いているレッスン動画が多くあり、ギターを弾き慣れた経験豊富なギタリストでも必ずためになる動画ばかりなのでおすすめです。
ソエジマトシキ
ネオソウルギターに特化したソエジマトシキ氏のギターチャンネル。
初心者向けや中級者向けのギターレッスン動画は数あれど、ネオソウル系に特化したピンポイントな動画はあまりないのでおすすめです。
Tom MischやMateus Asatoなどのおしゃれなギターが弾きたいというギタリストには特におすすめです。
Rickey
ギタリストのRickeyのギターレッスン動画。
親しみやすい話し方でレッスン動画の堅さを感じさせない雰囲気で気負わずにレッスン内容が学習できます。
初心者から中級者向けのブルース系のギターレッスン動画が多く、ギターを始めたばかりの方からスケールを使ったアドリブを始めてみたいギタリストにおすすめです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ギターレッスン動画は映像で効果的に楽器演奏を学ぶことができるため、ギターを始めたばかりの初心者から経験豊富な上級者まで幅広くおすすめできます。
年末は家で過ごす方も多いと思いますので、ギタリストの方はレッスン動画でギターの練習に励んでみてはいかがでしょうか。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。
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【ワーカーズのチノパン】Workers Officer Trousers Slim Type2レビュー
サマタイです。
みなさんは普段どんな服を着ていますか?
長年愛用できる丈夫なボトムスがあれば便利ですよね。
今回は日本製チノパンの名作、Workers Officer Trousers Slim Type2を紹介します。
Workersとは
Workers(ワーカーズ)は岡山県を拠点に過去のワークウェアやミリタリーウェアを中心に裁縫からこだわった服を展開しているブランド。
ワーカーズの代表は実際の古着を細かく分析し、その古着を生産していたメーカーや生産背景、歴史、資料に至るまで徹底的に調べ上げてから服を作るこだわりよう。
自身で製造工程を理解し、パターンごとに専用の設備を要した工場のみで生産される服は縫製の頑丈さやクオリティの高い服作りで国内のみならず海外からも注目されているブランドです。
チノパンとは
チノパン(チノーズ)は数あるミリタリーパンツの中でも最も古い歴史を持つミリタリーパンツ。
その起源は1890年代のインドで、当時インドに在留していたイギリスの軍人が考案したと言われています。
当時の軍服は白く目立ちやすい上に汚れやすいことから、現地で調達したコーヒー、カレー粉、桑の実で生地を茶色い「カーキ色」に染め上げたことがルーツとなっています。
茶色く染め上げることで敵から発見されにくい上に出血しても服が真っ赤に染まらず兵士がパニックを起こしにくいといった機能性が評価され、その後正式にイギリス陸軍で採用されることとなったのだとか。
Workers Officer Trousers Slim Type2レビュー
今回僕が購入したのはWorkers Officer Trousers Slim Type2というモデル。
チノパンには時期によって細かなディテールが違いますが、Workers Officer Trousersは古今東西の様々なチノパンをミックスして作ったモデルです。
フロントはボタンフライ、ポケットは斜めの切り替えポケット、バックポケットはフラップ付きの仕様。
スリムフィットながら体の線を拾うような極端なテーパードではなく、ゆとりを持った快適な履き心地のチノパンなので普段の着こなしにも合わせやすいです。
サイズは身長180㎝体重72㎏の体型で34インチでジャストサイズでした。
生地はコットン100%で10ozのある程度の厚みのあるチノクロスを使用しており、オールシーズン履ける生地感なので気負わずにガシガシ履きこんでいける仕様ではないでしょうか。
先日購入したオアスロウのファティーグパンツやロシア軍のスリーピングシャツといい、最近はミリタリーウェアがマイブーム。
気を遣わずに長く着れるタフな定番服が多いミリタリーウェアは大人にこそおすすめしたいアイテムです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
定番のアイテムとして広く普及しているチノパンですが、どんな服にも合わせやすく頑丈な生地で長く着ることができるタフさを備えた万能なボトムスですよね。
クローゼットに一枚あると季節を問わずに着まわすことができる便利な服ですので、この機会にお気に入りのチノパンを見つけてみてはいかがでしょうか。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。
【着回し力抜群】セントジェームスの無地のウエッソンがおすすめ
サマタイです。
みなさんは普段どんな服を着ていますか?
肌寒い季節には着回しの効くカットソーがあると便利ですよね。
今回は着回しの効くセントジェームスの無地のウエッソンを紹介します。
セントジェームスとは
セントジェームスは1889年創業のフランスのブランド。
世界遺産モン・サン・ミッシェルがあるフランス北部ノルマンディー地方のSaint James市の町の名前を冠したセントジェームスは、それまで手作業だった紡績業を当時の市長のレオン・ルガレ氏が工業化したことで地域の主要な産業である繊維業の一端を築き上げます。
モン・サン・ミッシェルの干潟で育った羊からとれる良質の羊毛を使ったマリンセーターは地元の漁師や船乗りたちの間でたちまち評判となり、現在のセントジェームスのシャツの原型となりました。
ブランドロゴに添えられた「Né de la mer」というフレーズはフランス語で「海から生まれた」という意味で、セントジェームスがノルマンディーの海の暮らしから生まれたことを表現しています。
セントジェームスのウエッソンについて
目の詰まった厚手のコットン100%の生地が特徴のブランドを代表するモデル。
Ouessant(ウエッソン)という名前はノルマンディー沖の波の荒い海域にある島の名前に由来しているのだとか。
着心地はガシガシといかにも頑丈そうな肌触りが魅力的なモデルで、着ていくごとに風合いが良くなり身体に馴染むようになります。
カラーバリエーションが多く、厚手のコットン生地のため着こなし次第では真夏を除いて年中着られることもポイント。
定番のボーダーは一枚持っておくと着こなしの幅が広がります。
個人的には無地のウエッソンもおすすめです。
ちなみにウエッソンとは日本の正規代理店を通した日本でのみ流通しているモデル名で、本国フランスなどの海外ではGuild(ギルド)というモデル名となっています。
正規輸入品のウエッソンと並行輸入品のギルドでは価格に差がありますが、全く同じものなのでよりお得に買えるギルドをおすすめします。
無地のウエッソンをおすすめする理由
普段の着こなしにも合わせやすい無地のウエッソンは大人が持っておくべき定番のカットソー。
セントジェームスと言えばボーダーのカットソーが定番ですが、あえて無地を選ぶことで着こなしを選ばずに通年使用できるためおすすめです。
ウエッソンのタフな生地感はそのままに、ボートネックでリラックスしたボックスシルエットは体の線を拾わずどこか抜け感を感じられるため一枚で着ても存在感があります。
ウエッソンらしく数年程度の使用ではびくともしない頑丈な生地なので、一度手に入れると長く愛用できるためコストパフォーマンスにも優れています。
着ていくうちに体に馴染んでいく「服を育てる」感覚や、年齢を問わず着られるシルエットで万人におすすめできます。
無地のウエッソン5年間使用後レビュー
ここからはセントジェームスが大好きで日頃からヘビーユースしている僕が5年間使用した感想を綴っていきます。
やはり評判通りのガシッと目の詰まったコットン生地で着るごとに体に馴染む感覚を味わえることや、着た時のシルエットの美しさが魅力のカットソーではないでしょうか。
ボートネックや九分袖、体のラインを拾わないボックスシルエットは一枚で着てもどこか品があり、ミリタリーパンツやデニム、トラウザーまでどんなボトムスにも馴染む万能なアイテムです。
普段仕事でスーツを着る職種ではないため、週に2~3回の頻度で5年ほど着まわしていますが気になる生地のダメージもなくまだまだ着用できそうです。
ウエッソンのボーダーも定番として複数枚所有していますが、やはり無地のウエッソンはどのような着こなしにも合わせるとこができるため必然的に着用の頻度が高くなります。
さすがに袖口は徐々に色あせてきてるのを確認できますが、この色落ちすら様になるのは昔から名品と呼ばれる所以ではないでしょうか。
セントジェームスを購入する際に一番気になるのはサイズ選びかと思いますが、5年間の着用で袖丈、着丈ともに平均して3㎝程度は縮むため、普段よりもワンサイズ大きいものを選ぶと失敗がありません。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
セントジェームスと言えばボーダーカットソーのイメージが強いと思いますが、無地のウエッソンを選ぶことで幅広い着こなしに合わせることができます。
タフな生地感やリラックス感のあるボートネックやボックスシルエットは一枚で着ても品があり、長年愛用できる名品ですのでこの機会にワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
この記事がみなさんの一助となれば幸いです。